2010年05月06日

町おこし



  昨日、子どもの日の5日、かつらぎ町に在住する友人から、今年も九度山町で

  「真田まつり」があるし、4月1日から5月5日まで地域住民の手で「町家人

  形めぐり」という企画が行われているので個人?視察がてら来ないかとのお誘

  いがあり、何度目かになる「真田まつりに」出かけました・・・

   

      

  戦国時代の武将、真田昌幸・幸村父子が関が原のあと14年間隠棲の地として

  有名な伊都郡九度山町では毎年新緑の頃5月に「真田まつり」が行われる。九

  度山町は世界遺産「女人高野慈尊院」「丹生神社」「町石道」などもあり観光

  に訪れる方も結構多いにも関わらず受け入れ態勢が今ひとつの感があり、平成

  20年には、まちなか活性化協議会・まちなか魅力アップ実行委員会が立ち上

  がっと聞きます。

   

  まちなかの「真田の道」「大石順教尼ゆかりの館」「松山常次郎記念館」「真

  田庵等」の施設の充実、また案内板、街中には六文銭の模様が入ったプランタ

  ーに花を植え民家や商店の前に設置したり駐車場とかのインフラも行政の力を

  かりつつ徐々に進めてきたようです。

   

   

  しかし、今回私が注目をしたのは、なんといっても住民主体でご来町する方々

  のおもてなしをするのが最高のおもてなしではないのかという事から、真田祭

  り5月5日に向かって4月上旬から、住民主体のおもてなしイベントを実施し

  てみようと有志の方々から声があがったことです。

  それが「町家の人形めぐり」(開催期間:4月1日~5月5日で行われた)なん

  です。

   

  その期間中、九度山の街中の民家、商店、空き店舗、施設などに、その家その

  家の謂れのある五月人形、雛人形、つるし雛、創作人形、自作甲冑他自慢のお

  宝人形等を玄関や店頭に展示して、訪問した方に見学してもらう。また謂れな

  どをゆっくりと住民の方々とお話しをするなどと、お楽しみめるイベントを考

  えたとか・・・

  とにかく町民、住民による「おもてなし企画」としてご来町の方々により楽し

  んでくれるようなものが出来ればと頑張っている気持ちが来町者の私たちに伝

  わってきました。皆さんわが町を愛しているのでしょうね。

  真夏日を思わせる気温であったので誰彼なしに振舞ってくれたお茶がとても美

  味しかった。

  私も友人のアドバイスも頂いて「街中博物館」のような地域住民の力を活用し

  た町おこし企画を提案してはいるのだが・・・

[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/  


Posted by サンマルクン at 22:18Comments(0)