2010年05月04日

みどりの日



  今年の5月の連休は晴天続きで気持ちがいいですね。

  エントランスのアクセントに植えた龍のひげの合間から伸びる、草むしりをしていて「ふっ」

  と気づいたのですが、今日の祝日は「みどりの日」なんですね。

     

  その名前の由来は「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛されたことから『緑』に

  ちなんだ名がふさわしい」という主旨でつけられたと聞く。

  その後4月29日を「昭和の日」として制定しようという動きが生じ、2005年に正式決定

  になりましたが同時にみどりの日を5月4日に移行。決定されるまでには紆余曲折がありまし

  たが、そのような話は別として、新聞のコラムに面白いことが書かれていた。

  「名もない草」と言い方があるが、それぞれに名前があるのに草に失礼だとする向きがあるる

  ようです。

  しかし、作家の中沢けいさんは曰く、元々人間が勝手につけた名前で、「名もない草」と呼ば

  れるのと否応もないお仕着せの名前で呼ばれるのと、草にとってどちらが失礼な話しなのかは

  分かったものではないと・・・・

  確かに人間が判別しやすいなどと身勝手につけたものだ。調べてみると「ヘクスカズラ」(可

  憐な花が咲きます)「イヌノフグリ」などは呼ばれる草もあるようで、このように呼ばれる草

  も顔をしかめているようですね。草むしりをしていて「何て言う草なんだろう・・」と草の名

  前も花の名前も草花の名前すら木々の名前にも疎い私が、とやかく言うのも些か僭越なことで

  すね。

  知らないわが身を省みず更に言うのも何ですが・・・折角、付けられた名前ですから、休日の

  過ごし方は野山に出かけひとつでも名前を覚えてみるのも楽しみと思うのですがどうだろう。

  5月は見るからに緑の美しい季節であります。

[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/

  


Posted by サンマルクン at 16:53Comments(0)