2014年02月17日

梅一輪

とある住職の法話から知りました。

「梅一輪 一輪程のあたたかさ」

梅一輪



この俳句は、江戸時代の俳人服部嵐雪の作品で余りにも有名な句ですよね・・・

私は、長年この句を間違って解釈をしておりました。

梅の花が一輪一輪咲く(開く)ので暖かくなる、つまり春が来ると理解していたのですが、ある書物ではこの句を

「きびしい寒さの中で梅が一輪咲き、それを見るとほんのわずかではあるが、一輪ほどの暖かさが感じられる」と

の意味であると解釈されておりました。

梅の花が厳しい寒さの中で開花するさまは、人生にたとえられる。
 
私たちは、苦しい時、悲しい時、寂しい時に厳しい寒さの中に咲く「梅一輪」のけなげさと暖かさを感じとれればよ

いのでは・・・と言う教え。





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Posted by サンマルクン at 22:58│Comments(0)
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