2008年07月29日

手放せない

     ただの思いで話しです。

 
       
  

     私のおもちゃ箱(ガレージ)のなかに今も眠る古いオフロードバイク・カワサキ

     KDX200SR(G1)今となっては非力だが、当時のレーサー”R”を公道

     用にチューニングした基本ポテンシャルの高さ。レースチューンで最強の狼に変

     身!カワサキの思い入れを感じる。低回転域から高回転域までの吹けあがりは滑

     らかかつトルクフルでパワーがあり、扱いやすいエンジン。林道、ワインディン

     グ、練習コースと、ライダーのわがままを吸収できるサスペンション。(G2以

     降の機種とは、フロント回、ポンプ回り、チェーンガイド等以外共通)お気に入

     りのオフバイクだった。


     街乗りや、一般道を走っている時は「しんどい」感じのバイクだが、ひとたび林

     道に入ると気持ちよくラフな路面にフィットする。マシンの軽さが発揮されるダ

     ートではバランスの良さが技術の低さをカバーしてくれたものだ。


     そんなバイクで、色々と思い出作りをしたものです。


     


     和歌山の山々・・・城ケ森林道、果無山脈、護摩壇山、牛廻山etc・・・峰々を

     駆け回りました。四国の剣山、エンデューロレースも忘れられないなぁ~


     思い返せば21歳になる息子が3歳のころですから、もう18年も前になるんで

     す。毎週日曜日、林道ツーリング、紀ノ川河川敷で練習などと結構バイク漬けの

     時期でした。しかし、「やれる時にはやっておく」べきですね。その年齢でなけ

     れば、出来ないことも多々あるもんです。


     勿論、今も乗れなくはありませんが、その時のようなパフォーマンスは、もうあ

     りませんし、乗る機会も無いと思う。

     ですから、手放してもいいもんなんですが、何かしら「思い出」までも薄れてい

     くようで未だにおもちゃ箱(ガレージ)にあります・・・


     手放せない。


     ちなみに主な仕様は

     馬力=35PS/8,000rpm  最大トルク=3.2kg-m/7,500rpm  乾燥重量=107kg

     全長=2,175mm   全幅=855mm   シート高=885mm   タンク容量=9.5L

     水冷2ストローク単気筒   ピストンリードバルブ   内径X工程=66*58mm   

     圧縮比=7.3:1 サスペンションF:正立(テレスコピック)フォーク、ストロー

     ク290mm R:ユニトラックタイプ、ストローク300mm

     タイヤ F:21インチ,R:19インチ   最高速度=140km/h




http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/  


Posted by サンマルクン at 22:22Comments(0)