2013年01月12日

下津のミカン

海南市下津町にはミカンを美味しくする不思議?な蔵がある。

ミカンの神様を祀る「橘本神社」の地、 下津町には先人の知恵が今も伝わり300年もの昔からも

ぎたてのミカンの新鮮さを保つ土蔵が傾斜地に段々畑と共に数多く立っている。





全国でも珍しい本格貯蔵の「蔵出しみかん」の産地。 05年10月「しもつみかん」として地域団体

商標登録(地域ブランド)に認められた。

この地区では12月に収穫された温州ミカンを貯蔵庫で1~2ヶ月ほど熟成する。  庫内の温度や

湿度を一定に維持するため、蔵は木造、土壁で作られている。 収穫したミカンを杉木箱に入れ、

品質管理しやすいよう棚に保管。箱に数センチの隙間を作り、風通しを良くしているのも特徴。

貯蔵中は庫内の空気の入れ替えや箱の差し替えなどを行うことで、 早春には酸味や糖度のバラ

ンスが良くなり、まろやかな味となる。

糖度も平均13度ほどにもなり、甘みが強く感じられる美味しいミカンとなる。

今年度、予想生産量は3200トン。 これから主に北海道、新潟、首都圏、関西圏に出荷される。

地元では海南市重根の 「 とれたて広場 」 1月12日から店頭に並び購入できる。

さて、そのミカンの意外と知らない健康効果がある。

ミカン含まれる「ビタミンC」は、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する。白血球の働き

を強めて免疫力をあげ、風邪を予防する。コラーゲンの生成を助ける。

また、ミカンの袋の周りについている白いスジには、毛細血管を強化する「 ヘスペリジン 」が豊

富に含まれており、血流を促進して肌の新陳代謝を促すだけでなく、冷え症改善にも効果がある。

それに、ビタミンCを守って、安定化させる働きがある。

ビタミンAは、肌や粘膜に潤いを与え、乾燥による大人ニキビを予防する。 セラミドは、肌や髪の

潤いを守る。β-クリプトキサンチンは、コラーゲンの産生を促す。メラニンの生成を抑え、シミやそ

ばかすを予防する。脂肪の合成を抑制し、肥満を予防する。食物繊維は、腸内環境を整え便秘

を解消し、ニキビを予防する。

改めてみかんの効能を知ると、その美容、健康効果に驚きでしょう。

ミカンは保存性も高いので、風通しの良い冷暗所に常備しておき、1日に2~3個食べると風邪

に負けない強い身体と、潤いのある肌をキープできるかも。

更に、ミカンの皮で化粧品開発!?というニュースも・・・

ミカンの皮を使って育毛剤のような液体を作り、薄毛で悩んでいた親類や近所の人に配り始めた

使った人たちの評判は上々だとか・・・





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Posted by サンマルクン at 12:54Comments(0)