2012年05月15日

「ええぞぅ~!」

今年、390周年を迎えた紀州東照宮の例大祭「和歌祭」が、去る13日に和歌浦地区

で行われた。

聞くところでは約2万5000人の観衆で賑わった。この祭り最大の見せ場「神輿おろし

」は、威勢のい掛け声を響かせながら男衆がみこしを担いで108段の石段を下る。

また、今年は40数年ぶりに「餅搗き唄」が復活したほか、宮司らが10年ぶりに馬にま

たがり渡御行列に加わり祭りに彩を添えた。

この祭りは江戸時代初期の1622年、初代紀州藩主徳川頼宣公が父・家康公の霊を

慰めるために始まったとされる。神輿おろしは約160人の男衆が大みこしを担ぎ、「チ

ョーサー」と独特の掛け声とともに石段を下る神事である。

見る者をはらはらどきどきさせる・・・そして歓声があがる。





迫力がある神輿おろしに続く渡御行列では、華やかな衣装を着飾った子ども女性らも

登場。和歌浦漁港から片男波公園、あしべ通りの約4キロを約1000人で練り歩いた。

ことしの和歌祭には、御坊市の「御坊祭」で獅子舞を奉納している春日組の約60人が

初出演した。計63組による渡御行列の57番目に加わり、力強いみこしや獅子舞で祭

りを盛り上げていた。笛を太鼓の音に合わせ、赤と黒の2匹の獅子が振り回すダイナミ

ックな動きを披露されると観衆から「ええぞぅ~!」の声が上がった。

この日の和歌浦地区一帯は、お祭り開始から夕刻まで歓声が上がっていたという。



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Posted by サンマルクン at 07:58Comments(0)