2012年05月11日

名実共に・・・

鉢植えの「シクラメン」を玄関に飾ってはいたのですが、花も盛りを終えて葉ばかりとなったので

裏庭に出して置いてあった。

先日、ゴミ出しをする時、ひょっと目についたのですが、小さな花と蕾を付けている。 朝の陽の

光の中で何かしら誇らしげでもあり、健気にも目に映り、暫くは眺めてしまった。





記憶に間違いがなければ、私がセリカに乗り始めて間もない頃の昭和50年、布施明さんが歌

った「シクラメンのかほり」がヒットしたこともあり、どんな香りがするんだろうと思われたお人が

多かったようです。その頃の私はある飲食店に務めていまして、そのお店の窓辺にシクラメン

の鉢を沢山並べ世話をしていたので、知らないお人は「どんな香りが・・」とよく聞かれた・・・・

懐かしい思い出のシクラメン。

また、病院への見舞いに花をよく持参するが、鉢植えの花を持っていく事は縁起が悪いと嫌わ

れますね(鉢植えは「根付く」が転じて「寝付く」となる語呂合わせの為)

増して、シクラメンはご法度です。

シクラメンで「死」「苦」との語呂合わせ、また花の赤色は血をイメージするからです。

でも、これには科学的な根拠があるわけではないです。

そんなシクッラメンですが、種間交雑により、「芳香シクラメン」が誕生しているんですってね?

従来の園芸種とは全く違うバラとヒアシンスを合わせたような香気を持つ栽培用シクラメンらし

いです。 現在、埼玉県がこの芳香シクラメンについて花色の違う3品種の育成を行い、「孤高

の香り」「麗しの香り」の2品種を種苗登録するとともに「香りの舞い」の1品種を出願している。

このことにより、これまで花の「色」と「形」しか品種の違いがなかったシクラメンに「香り」という

新たなアイテムが加えられた。やっと40年近く経って名実共に「シクラメンのかほり」が歌と共

に愛されるんですね。



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Posted by サンマルクン at 18:08Comments(0)