2009年04月22日

チャランポラン





 山にしろ 野にも見渡し限りの青葉若葉が目に染みる。 そんな風景を見ると・・・・

 江戸中期の俳人山口素堂の句に詠まれている「目には青葉山ほととぎす初鰹」が口について出る

   

 しかし 、少々疑問なんですよね・・・・何が?って・・・

 「青葉」 「ほととぎす」 「鰹」と 季語が3つも入っているではありませんか!

 学生の頃でしたか・・・「季語あるいは季題は、俳句に必ず1つ含まれることが望ましいとされ

 る」なんて先生に教わったように記憶する。

 それには間違いはないと思う。 季語の数は1つの句に1つ詠み込むというのが原則である。ふた

 つ以上の季語が存在することを「季重ね」ということも思い出した。しかし、その場合は主題に

 沿った物を季語とするそうです。 当たり前ですよね。

 主題にあわない季語を入れると頭のなかが、チャランポランとなります。俳句などは、連想力が

 大事なんですからね。季語は詩情の象徴となるイメージを読むものにあたえてくれるものです。

   
 
 ところで、桜もおわり、若葉、青葉・・・そして、さつき? うんっ! つつじ? お恥ずかし

 いことですが、私には、さつき なのか、つつじ なのか見分けがつかないのです。

 失礼ですが、知ってます? さつき? つつじ? 私はチャランポランです。


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Posted by サンマルクン at 22:26Comments(2)