2012年11月10日

平和な日本

先日来、行われた大野公民館の文化祭の一環として開催される芸能

発表会が今年も開催されました。

推進員として当然なのかも知れませんが、何がきっかけでその係りを

するようになったのかは忘れましたが、今年も司会進行係で発表会を

盛り上げました。

コーラス、民謡、歌謡曲、大正琴、ハーモニカ、南中ソーラン、三味

線・・・ え~っと! それから・・・? 忘れました (^-^ゞ

とにかく、演目も沢山で、出演される皆さんも年々上手になってきまし

た。





例年、婦人会有志の演目は「すずめの学校」というシチュエーション

で、一捻りした出し物で会場の皆さんを笑わせていた。

ところで話しは大きくそれますが、「すずめの学校」とくれば、「めだか

の学校」が頭に浮かぶんですが、同じ童謡でも、その歌詞から時代の

背景が色濃く見て取れますね。

「すずめの学校」は、帝国主義(軍国主義)がうかがえる。「めだかの

学校」は、民主主義(自由主義)がうかがえますね。「すずめ・・」は、戦

前に作詞されました。

その歌詞には・・・


「 すずめの 学校の 先生はムチを 振り振り チイパッパ 

生徒のすずめは 輪になって お口を そろえて チイパッパ」

すずめの先生がムチを振るって命令し、生徒のすずめは一方的に自

己思想を禁じられ、国策に向かって突き進む事を歌っています。

また、すずめのたった1つの鳴き声である「チイパッパ」を比喩的表現

として、全ての日本国民が1つの言葉を胸に、日本国を守ろうとする事

も同時に歌っています。

一方、童謡「めだかの学校」は、昭和25年に作詞したものです。

めだかの・・」では、先生も生徒も区別されていません。つまり、全て

の日本国民は平等である事を歌っています。

「だれが 生徒か 先生か だれが 生徒か 先生か

みんなで元気に遊んでる」 

という歌詞が・・・・

勿論、先生と生徒という言葉を使って立場の違いを示すことによって、

目上の人を敬うという事も歌っていますし「つーいつい」などのめだか

の動きや流水の様子を巧みに用い、平和と悠々自適な国民の生活を

歌っています。   参考までに、終戦は昭和20年8月15日です。

今は、平和な日本でいいですね。






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Posted by サンマルクン at 21:20Comments(0)