2012年06月05日

カメムシの仲間

先日、日方川へと流れ行く近くの小川で「アメンボ」の団体?を発見した。

江戸時代の江戸では跳馬(チョウマ)と呼び、近畿内では「水澄(ミズスマシ)」と呼んで

いたそうだ。





アメンボの「アメ」は「雨」ではなく「飴」の意味だと言う。 「ボ」は「坊」の意味で、間の「

ン」は助詞の「の」が転じたもの。要するに「飴の坊(飴ん坊)」が語源となる。「雨ん坊」

や「雨坊」だという説は、雨が降った水溜りでよく見かけるためと考えられるようだ。

このアメンボは、体の中央にある臭腺から「何と!」飴のような甘い臭気を発生するた

め、この名がつけられたんだと・・・

それに、知ってましたか? アメンボは、カメムシの仲間なんですよ。

アメンボは、決してなめても甘くはあリませんよ! カメムシは刺激すると臭いにおい

を放ちますが、アメンボは、飴のような甘い香リを発し、体つきが細長い棒状であるこ

とに由来します。アメンボを捕まえて、ぜひにおいをかいでみて下さい。 砂糖が焦げ

たような「べっこう飴」そっくリのにおいですぞっ!  


これって!ホント。

ところで、水面をスイスイと軽やかに泳ぐ姿を見て、そのしくみに疑問な方も多いでし

ょう。 その答えは、水の持つ「表面張力」を利用した体の構造にありますね。 とい

うのも、アメンボの体重はとても軽く、水と接するあしの部分には細かい毛が密生し

ていて、水をはじく構造になっているからですね。

眺めていて子供のようですが、「水面をあのようにスイスイ進んでみたいなぁ~」  

なんて思ったんですよ。



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Posted by サンマルクン at 18:19Comments(0)