2013年05月25日

確か・・・

レースファンならご存知のル・マン24時間耐久レースは1923年の確か5月26日に第1回

目レースが開催された。

確か・・・



ルマンはフランス北西部の町で、人口約15万人。パリから南西へ約160キロほど行ったと

ころあり、この町の公道を使ったレースで、常設のサーキットと市内の公道をつないだ13.6

キロのコースを、とにかく24時間走り続けて、いちばん長距離走ったチームの優勝という単

純明快なレースだ。

レースを創設したのはサルト周辺の自動車愛好家が集まって1906年1月に作った「サルト

自動車クラブ」で、当初はフランス国内のチームがほとんどで、その中、唯一外国勢として

気を吐いたのがイギリスのベントレー。

その後ロールスロイス、従って現在ではフォルクスワーゲン傘下に入ってしまったこのメーカ

ーは第2回大会で唯一の外国勢として参加して優勝したほか1927~1930年には四年連

続優勝している。

その後1931~1934年はアルファロメオの時代(4年連続優勝)、1951~1957年はジャ

ガーの時代(7年間に5回優勝)、そしてフェラーリ、フォード、ポルシェ、などが時代を作って

きています。ポルシェは1981~1987年の7年連続優勝をなしとげています。日本勢では

マツダが1991年に優勝しました。

このレースは公道を使用するため、路面がデコボコの所もあり専用サーキットのようにきれ

いなカーブが切ってあるわけではないのでドライバーにかかる負担は相当なものです。

それを24時間3人(初期の頃は2人)のドライバーが交替で運転していくわけで、ドライバー

もスタッフも体力を使いますし、車のボディ・エンジンには過酷な耐久力が要求されます。

エンジントラブル、コースアウトして大破、走行中の車輪外れ、などなどでリタイアも続出。

しかし、死亡事故は意外に少ないのですが、1955年には観客席に突っ込んで100名死

亡などという事故が起きたこともあります。

ともかくレースファン、車好きには印象に残る記念の5月26日です。



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Posted by サンマルクン at 16:59│Comments(0)
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