2012年01月16日

協力が必要

「紀州漆器」 の町で知られる海南市黒江の伝統ある町並みを保全しようと、 住民らが先ごろ

景観づくりに関する自主ルールなどを盛り込んだ 「黒江の町並みを活かした景観づくり協定」

を相互に締結した。 自主ルールでは建築物の高さや色彩について、 景観が損なわれないよ

う配慮するように定めている。

協力が必要



黒江は室町時代に起源があるとされる日本漆器4大産地の一つ。 漆器職人たちの住居兼職

場や問屋が通りに面して 「のこぎりの歯」 のように規則正しく並び、 家の前に三角の空間が

できる独特の景観が特徴。 「紀州連子 (れんじ)」 と呼ばれる特徴のある格子など、 落ち着

いた雰囲気で観光客に人気だ。 中でも現在も続く池庄漆器店の建物は築200年を誇り、 国

の登録有形文化財に指定されています。

こうした景観を守ろうという動きは、これまで行政主体ではあったが、どれもこれも長くは続か

なかったです。 住民主体の景観保全の取り組みは今回が初めてで、 「今何かしないと、 町

並みが消えてしまう」 と、 周辺地域も含めて約80世帯が協定の締結に協力した。 協定では

自主ルールを定めた他、 空き家を管理してイベント時に活用することにしている。 協定の有

効期間は平成29年3月31日までの5年間。 協定者の過半数以上の申し出がなければ、 さ

らに5年間延長して継続していく。 県は県景観条例に基づき、 同協定を 「わかやま景観づく

り協定・知事認定第1号」 として認定した。

同協定の運営協議会は、 黒江の区域外からも協働で景観づくりを行っていく 「サポーター」

を募集している。 我が家は家族全員がサポーターです。私も子どもの頃ホームグランドだし、

私の奥様が生まれ育ったまちですしね・・・ まちづくりに興味がある人が対象で、 県外の人

でも大歓迎。 問い合わせは、073:482:0322:うるわし館(紀州漆器伝統産業会館)まで

そして、1月22日(日)午後12時30分から「黒江まち歩き」をまちあるきコーディネーターを

交えて行われる。(要申込)歩き慣れてますが、私も家族で歩いてみます。違った目線で眺

めるまち並みに新しい発見があるかも知れません。また、同日午後2時から黒江防災コミュ

ニティセンターで、東京大学副学長・西村幸夫氏を講師に迎えて「歴史を活かしたまつづくり

」と題しての講演とパネルディスカッションがある。(入場無料、申込不要)奮ってのご参加を・・・

まちづくりは私たちの思いと協力が必要です。



[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/
[ ゆうゆうスポーツクラブ海南 ]
http://www.kainan.info/uu/



Posted by サンマルクン at 17:01│Comments(0)
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