2011年11月11日

同じ「かく」でも・・

いやぁ~ 恥をかきに行ってきました!?

広川町下津木出身の書家で、日中書道品墨会会長・日中古硯古墨研究松巌会会長を務める

岡紀仙氏の個展「紀仙書芸展」が、海南市船尾の琴ノ浦温山荘園で開かれたので出かけてき

た。招待状の書体、書風を見るだけで「こりやぁ~凄い!」と俄然興味が湧いたのだ。 

だって!字を上手く書けない私だからこそ「見てみたいっ!」と思ったのだ。

同じ「かく」でも・・



芳名録が置かれているなんて、露知らずに・・・

場違いなところに迷い込んだ私ですが気を取り直して見学しました。

流派にとらわれない独特の書体・書風が岡氏の持ち味で「寿」「露」などの作品約40点が飾ら

れていた。同氏は幼少の頃から禅僧の岡田覚明老師に師事。書道に親しんで今年で約80年

をむかえるという。世界で自分にしか書けない字を追求。書道団体などに属せず自分の書風

を確立してきた。ですから、幾種?もの書体を駆使し「晴耕雨読」「人間萬事塞翁馬」など自身

の人生訓を表現したものを書きわける。

同氏がこれまで学んできた書家は、中国東晋時代の王羲之(おうぎし)、北宋の黄庭堅(こうて

いけん)、清の鄧石如(とうせきじょ)などと多岐にわたる。平成5年にはその実力が認められ、

中国世界現在美術家大辞典編委会と同世界芸術名人評審委員会から、「世界芸術名人登録

證証」「書画名人」の栄誉称号が与えられた。

同氏曰く、「見る人それぞれ受け止め方が違うが、流派にとらわれない作品を楽しんでほしい」

と、偶然にも知ったお人が主催者役員として居たので、ゆっくり楽しませていただいた。

いくつもの書風を持つ同氏、まさに達人ですな。

生憎、「カメラはご遠慮・・」とのことで作品をご紹介できないのが残念です。

13日まで開催してますから出かけてくださいな。

同じ「かく」でも、恥をかく私とは大違いです。



[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/
[ ゆうゆうスポーツクラブ海南 ]
http://www.kainan.info/uu/



Posted by サンマルクン at 13:44│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。