2011年10月18日

話は巡り過ぎました

「かいなん人権フェステバル2011」が去る15日午後1時半から、海南市下津町下津の

市民交流センターに定員の500名余りを集め開かれた。市、市教委、市人権尊重推進

協議会の共催で毎年開催するもので、今年は「生きている喜び~末期がんからの生還

~」と題して、田辺市出身の俳優小西博之さんがトーク、白浜町出身のシンガーソング

ライター古家学さんがライブを行った。

話は巡り過ぎました



さて、小西博之さんですが、和歌山県立田辺商業高等学校(現和歌山県立神島高等学

校)卒業、中京大学商学部卒業のち俳優に・・・2004年の夏ごろから血尿が出るように

なり、精密検査を受診したところ、全身に転移する恐れのある腎臓癌が発見されたので

す。リンパを切除するなどの大手術を行い、現在は仕事を行えるまで回復しています。

末期がん、余命3ヶ月と言われつつ生還したわけです。

生還と言えば、自分ごとになりますが、今年の2月末「脳出血」で倒れました。

出血の部位により症状は異なるということですが、片麻痺、半側感覚障害、言語障害、

小脳性運動失調、四肢麻痺などの障害が残るものですが、幸い出血部分も自然に吸

収される部位で極軽症でしたので手術もせず、手足など動きにはまったく後遺症もあ

りません。

それでも頭と言う重要な部分ということなんでしょうね?少し身体が揺らぐ感覚が残り

ました。それも月日を追うごとに解消していくようです。脳の損傷は新たなネットワーク

が出来るようですね。現在は脳梗塞のほうが脳出血より死亡率が高くなっているよう

です。脳出血死亡率が減少したとはいえ世界的にみればなお最も高い死亡率を示し

ている・・・・・・・ですから、この我が身に起きたことも命にかかわる重大なことでした。

小西博之さんと同じといえば失礼かも知れないが、私も生還させていただいたような

ものです。

自分の意識とは別なところで「命」は生かされたり、終えたりするものなんですね。

話は飛躍しますが・・・

スマートフォンを産み育て他界したアップルのスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード

大学で2005年に行った有名な講演などでこう語ったそうです。「過去33年間、私は

毎朝鏡の中の自分に向かって『もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日やろ

うとしていることをやりたいと思うだろうか』と問い掛ける。

そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。自分はい

つか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、何かを失うかもしれないという思考のわ

なに陥るのを防ぐ最善の方法だ」・・と。

 
私も少なからずも考えに変化が・・・・・・   話は巡り過ぎました。

皆さんには面白くもない話題ですね。



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Posted by サンマルクン at 18:42│Comments(0)
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