2010年12月24日
あれこれ話し
今夜はクリスマスイブ。そんなの関係ない!と言われるお人も多いですが、小さな子どもさんが
居る家庭では少なくともケーキは・・・小さい子どもが居ない我が家にもささやかながらケーキ
が届きました。
今の日本ではクリスマスというとクリスマスケーキが欠かせないアイテムとなっていて、いまし
が、ここまで定着したのはだいたい1970年代以降だと聞いています。
欧米にもクリスマスの時期にケーキを作る習慣はありますが、日本のクリスマスケーキは独自の
形式ですし、また「クリスマスイブ」にそれを食べるというのも日本独自の習慣でしょう。
クリスマスが大々的に日本で祝われるようになったのがだいたい昭和40年代頃ですが、クリス
マスケーキもその頃からクリスマスの家庭の食卓に少しずつ見られるようになっていきます。
しかし、まだ当時は少ししゃれた習慣という感じがあり、本当に一般的になっていくのは昭和5
0年代以降でしょうなぁ~
そのクリスマスケーキの形式も、最初はスポンジにバタークリームのものが主流だったのが、チ
ョコレートクリームを使用したもの、生クリームを使用したもの、また全体をアイスクリームで
作ったものなどが生まれて現在に・・・・
だいたい1990年代半ば頃まで、クリスマスケーキは24日に食べるものということで25日
になると、残ったケーキを安売りする店が多くありました。このため、逆に25日に安くなった
クリスマスケーキを買うという人もいました。この時期、25歳以上の独身女性のことを「クリ
スマスケーキ」と呼ぶのが一種の流行語になりました。つまり、結婚適齢期を過ぎて、焦りだし
少し相手の男性の希望レベルを下げても早く結婚したいという意味のようだ。
しかしその後クリスマスケーキは25日以降も値引きしない店が主流となりましたし、また女性
の結婚適齢期に対する考え方も変わり、28~30歳くらいで結婚する人が増えた結果このたと
えはすっかり死語となりました。結婚自体もそれぞれの人生観ですからね。
クリスマスにケーキを買ってくるのに大きなデコレーションケーキを買ってきて、切り分けて食
べるのも楽しいですが、逆に小さなプチケーキをたくさん買ってきて色々な味を堪能するのもま
た楽しいものです。ケーキ屋さんでもプチケーキが8~10個くらい入ったセットが売ってある
ので、ああいうのを1人3~4個計算で必要分買ってパーティーなどするのにも良いでしょう。
そう言えば子どもがまだまだ小さい頃、私の奥様も手作りケーキを作りました。クリスマスケー
キは買ってくるのもいいですが、手作りするのもまた楽しいもので、スチームオーブンを持って
いればスポンジから作るのもよいですが、スポンジ台だけ買ってくるのも手軽に楽しめてよいも
のだ。これに生クリームを掛け、サインチョコで字や絵を描き、フルーツを並べて、アラザンを
ちりばめて、最後にチョコプレートやツリー・サンタなどの飾りを置けば、リーズナブルな費用
で、けっこう豪華なクリスマスケーキになります。子供に生クリームを塗ったりフルーツを並べ
たりするのをさせると、その過程を楽しんでくれるでしょう。今よく言われる食育にも通じます。
ケーキ、あれこれ話しでした。
[ 榊原のりあき ホームページ ]
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Posted by サンマルクン at 19:44│Comments(0)