2010年09月27日
やきもち
「牛に引かれて光善寺参り」 などと言いますが、私の場合は奥様と息子に引かれて
高野山参りでした。運転手は私でしたが・・・・・
さて、高野山と言えば切り離せないのがお土産の「焼餅」ですね。

高野山に向かう参詣道にある花坂で昔から多くの参詣客に愛されてきた「焼きもち」
は甘さを抑えてあっさりしたアンと香ばしく焼かれた薄いもちで包み食べ飽きない素
朴な味が好評だ。 地理的に車でなければ些か立ち寄るのは難しいが、まだご存知で
ないお人は高野山にお越しの節、機会があればぜひ買い求めご賞味していただいたい
一品です。


高野の町中でも「名物」として売っているのですが、焼もちは花坂が一番ですね。元
祖を名乗る焼きもち店の「上きしや」元々ファンも多い。白もちとヨモギもちの2種
類があるが、私はついついヨモギに手が出る・・・と言いつつどちらにも手がでるの
ですが・・・焼餅といえば、京都の上賀茂神社のそれも有名で思い出す。

添えられた一枚の栞にはこのように書かれている。。。弘仁7年、弘法大師高野山開
創の当時、一人の老婆が塩やきもちをつくりました。其の独特の味は「花坂のやきも
ち」として有名になりました。 鎌倉時代より砂糖を用い技術にも改善を加え、今日
のような味のよいやきもちを作るように・・・・
この焼きもちのうまい理由は、地元産の粒選りの糯と小豆を用い、風味においても衛
生においても一段と注意を払って・・・そう言えば、衛生面とはいえ、一個づつ包装
しているのは、ちょっぴり味気ない感じがする。
「昔より 高野参りの お土産は 焼餅なりと 孫のいうなる」
嫉妬や悋気を言う「やきもち」はいただけませんが、この「やきもち」なら、甘さを
控えめのあっさりしタイプで何個でいただけそうだ。
[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/
Posted by サンマルクン at 21:38│Comments(0)