2010年07月13日
いたずらなドラマ
何て言う理由もなくオランダを応援をしてましたが、サッカーのワールドカップ南ア
フリカ大会は、すでにご存知のようにオランダとの欧州対決を1ー0でスペインが初
優勝で、1ヶ月も続き世界を沸かせた祭典が幕を閉じた。
そのゲームをダイジェストで見ましたが、流石の思いです。。。動きと身体能力の差
を感じてしまいます。やはり、狩猟民族と農耕民族の違いかなぁ~なんて、根拠もな
く一人つぶやいています。
ところで、今夜の話題はサッカー絡みですが、少し趣きが違います。
先の、日本チーム対パラグアイ戦では、延長戦でも決着が付かず0-0のままPK戦
になったことはご存知ですよね。それまで大会中初のPK戦で駒野選手は3人目で登
場して、強く蹴ったシュートはクロスバーにはじかれて無情の失敗に終わった。いつ
もPKは得意なのに・・・・パラグアイは全員が決めたのだ。
先日の話題にもしましたが、チームメートから慰められて、涙があふれた。今大会は
不動の右サイドバックとして奮闘。前半3分にはミドルシュートを放ち、前半37分
には相手カウンターを全力で戻ってクリア。 無失点に大きく貢献した。
それだけに悔しい結果に終わった。その瞬間、駒野は頭を抱えた。これまで好セーブ
を連発してきたGK川島は1人もストップできず、勝負が決まると呆然とした表情。
涙に暮れる駒野。しかし、だれも彼を責めなかった。
そして、言い方が誠に不謹慎だが、「外してしまったので」一段と一躍有名になった。
昨晩でしたか、SMAP×SMAPのテレビ番組に出演した。試合後、各テレビ局な
どのオファーを受けていたらしいが断り続けていたのだとか・・・帰国の際、他人
目が「見られなかった」と告白。心無い熱烈なサポーターに心脅かされたことも無
きにしにあらずだったかも・・しかし、周りの人々の励ましなどで、今回の経験を
糧にJリーグで頑張り、サッカーを目指す子どもたちの励みにならねばと思う・・
そのようなコメントをしていたように記憶する。
駒野選手が神様から与えられた試練なのかも知れませんし、この糧が彼を一段と大
きくするワンシ-ンになってくれればと思う。
口幅ったいですが、彼が小学生、中学生だった時期、PTAの本部役員をさせてい
ただいていたので、お父様を早く亡くしてしまったことなどど、彼のことは何かと
記憶に残ります。「あの子が・・」それが開口一番に・・・
テレビを見ながら、私の奥様は「あの子がなぁ~大きく立派になって、立派になっ
て・・」我が子のことのように涙声で言うものですから、可笑しいやら、じ~~ん
とくるやら・・・・・・彼は運の強い子ですね。
ですから神様はいたずらなドラマをお作りになります。
[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/
Posted by サンマルクン at 22:47│Comments(0)