2010年06月23日

思い出した


 つまらないことですが、マヨネーズを見ていて思い出した。。。

 タオラーとはバンダナやスカーフの代わりとして、白いタオルを頭や首に巻いている若

 者のことを言いますが、サラダやパン、はたまたお好み焼きに・・・ 

 色々な食べ物に不思議と合うマヨネーズには「マヨラー」と呼ばれる熱烈な愛好家とい

 うのかファンと言えば良いのか人気は高い。

   思い出した

 洋風なようで実は和の食材との相性もバッチリ。紐解くと85年前の1925年という

 から大正14年ですかね・・・国産で初めてマヨネーズを作ったのはキューピー人形で

 お馴染みのキューピーですね。マヨネーズが誕生したのは18世紀半ばのことで、スペ

 インのマオン(何となくオチが読めそう:笑)という港町で肉に添えられているのを見

 たフランス人が「マオンのソース」と紹介。マオンソースが・・・マオンネーズとなっ

 て・・・マヨネーズとして(やっぱり!)欧米を中心に広がっていったそうだ。

 1915年に一人の日本人がマヨネーズと出会う。キューピーの創始者、中島さんで、

 缶詰の勉強のためにアメリカに留学していたそうで、「栄養価が高くて美味しい」と感

 動していつか日本でと言うことになったとか・・・

 最初、その当時「今の日本人や日本文化には馴染めない」ということだったらしい・・

 が 、1923年関東大震災。生活が急速に西洋化したことを機に、1925年瓶詰の

 マヨネーズを発売。キューピーのように愛される存在にと「キューピーマヨネーズ」と

 なった。はがき1枚が1銭5厘の時代にマヨネーズ1瓶(128g)50銭だったとか

 今の貨幣価値にすると約1700円ということになる。かなり高級品ですね。

 先日、テレビ番組にキューピーマヨネーズが登場。私が子どもの頃の昔は瓶詰めが多く

 見られました。現在はポリボトルですが、これは酸素を通しやすく主成分の植物油が酸

 化し、風味を損なうことから、酸素を通し難い樹脂層を挟み込んだ多層容器に改良して

 いるのだとリポーターが取材をしていた。

 ところで、このマヨネーズの原材料は日本農林規格(JAS)で決められており、植物

 油、卵、醸造酢と調味料・香辛料のみで、保存料などは使用できない。酢や塩などに殺

 菌力があるため腐敗はしないのだ。


 
 調理の修業をしていた時には、お店独自のマヨネーズを作り提供していたが、このシン

 プルな材料で配分を変えてのことだったことを・・・・・・

[ 榊原のりあき ホームページ ]
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/



Posted by サンマルクン at 20:46│Comments(0)
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