2010年02月11日
苦言ですが・・・
地元の氏神様である春日神社の総代ということで、総代長ともども第28回海南支部少年剣道
大会・春日神社杯に行き激励してきた。
小学1年生男女から中学生男女、7団体から参加選手111名が日頃の練習の成果を発揮し優
勝を目指した。ここ数日の暖かさは何処へやら寒さが戻り、体育館のフロアの冷たさが素足に
辛いだろうにめげず竹刀を振る姿が頼もしかった。
ところで、剣道と聞けば、NHK大河ドラマ「龍馬伝」が好調だが、何故か私は「坂本龍馬」
を思い出す。江戸に出て北辰一刀流千葉定吉道場に剣を学び、1年余で帰国。ふたたび江戸に
出て剣技を磨き、剣士として知られ、北辰一刀流の免許を得、1858年9月帰国。1861
年8月土佐勤王党が結成されるやこれに加盟。10月剣術修行を名目に出国、翌18621862
年1月には長州萩に久坂玄瑞を訪い、帰国後脱藩。大坂、京都を経て江戸へ出たそうだ。
さて、龍馬と竜馬・・どちらが正しいの?龍馬自身は竜の字を一度も使ったことはなかったよう
です。以前に、司馬遼太郎氏が「竜馬が行く」を書いて以来、現在では慣用化された「竜馬」の
字が使われ、「坂本竜馬」と書く人が目立ちます。でも「竜」は新字ですから、やはり本来の「
龍」の字を用いた「龍馬」が正しいのではないだろうか。
龍馬は、数々の名言を残しているそうですが、そのひとつ。
「善く問いを待つ者は、鐘を撞く(つく)が如し。」
愚かな質問を生徒がした場合には、愚かな答えしか返って来ない。的を得たという意味で良い質
問を生徒がすれば、良い答えが返ってくる。即ち、鐘の様なものとは、小さく叩けば小さく鳴り
大きく叩けば大きく鳴る、教師のあるべき姿を指すのである。これは特に、人間関係を教師と生
徒の立場から表現した、正に教育に対する名言です。因みに、この名言は西郷隆盛を評した言葉
である、と伝えられています。
私も柔道を習っていましたのでよく理解をしているのですが、武道は特に礼に始まり、礼に終わ
ると聞きます。先生は技術も含めそれを教えます。でも、言葉だけで教えるものいではないです
よね。身をもって模範示さねばなりません。
今日、私の名前すら紹介も無く式典を終えたことは、私のことはともかく、子どもたちには学ぶ
場を与えなかったと思うのは私だけでしょうか?
私は何?ただ、立ってにこやかにしただけの事?心に納めた苦言ですが・・・・
[ 榊原のりあき ホームページ ]
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Posted by サンマルクン at 23:14│Comments(0)