2010年01月11日

ゆすらんべ



   一枚目の画像は、氏神様である春日神社に向う途中、日方川にかかる橋の側のお宅の庭に

   ある「ゆすらんべ」の木である。

     ゆすらんべ

   ご覧のように、寒い季節のなかで、「芽吹いて」いるのです。春まだ浅いころ、葉に先だ

   って白い花が咲く。緑の楕円形の葉が茂るにつれ小指の先ほどの大きさの実をつける・・

   「ゆすらんべ」 これはこの地方でも言う方言らしい。一般的には、ユスラウメ(梅桃と

   書く)だ。バラ科の落葉低木で、もともと中国が原産で古くから日本に渡来して庭木と

   して栽培されてきた。また、食用としても大変貴重な存在で昭和20年~30年ごろ故

   郷でも食料不足で特に甘いものが少なかったので、 昭和24年生まれの私もよくこの

   「ゆすらんべ」を食べたものだ。飽食の時代にあって今でも二枚目の画像(去年撮影)

     ゆすらんべ

   のように薄緑色から淡赤みを帯びた小粒のユスラウメに出会った時、食べたい衝動にか

   られるのです。

   暖冬の予報をよそに、寒い日が続いていますが、「冬来たりなば、春遠からじ」・・・・

   季節は着実に巡っているのですね。


http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/



Posted by サンマルクン at 17:54│Comments(0)
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