2009年12月24日

何はともかく・・

クリスマスケーキ、食べましたか?

クリスマスというとクリスマスケーキが欠かせないアイテムとなっていているようです。しか

し、ここまで定着したのはだいたい1970年代以降のようです。

  何はともかく・・

欧米にもクリスマスの時期にケーキを作る習慣はあるようですが、日本のクリスマスケーキは

独自の形式ですし、「クリスマスイブ」にそれを食べるというのも日本独自の習慣でしょうね。

クリスマスが大々的に日本で祝われるようになったのがだいたい昭和40年代頃ですが、クリ

スマスケーキもその頃からクリスマスの家庭の食卓に少しずつ見られるようになっていきます。

でも、まだ当時は少し洒落た習慣という感じがあり、本当に一般的になっていくのは昭和50

年代以降でしたかね。

そのクリスマスケーキの形式も、最初はスポンジにバタークリームのものが主流だったのが、

チョコレートクリームを使用したもの、生クリームを使用したもの、また全体をアイスクリー

ムで作ったものなどが生まれて、現在に至ります。

だいたい1990年代半ば頃まで、クリスマスケーキは24日に食べるものということで25

日になると、残ったケーキを安売りする店が多くありました。このため、逆に25日に安くな

ったクリスマスケーキを買うという人もいました。この時期、25歳以上の独身女性のことを

「クリスマスケーキ」と呼ぶのが一種の流行語になりました。つまり、結婚適齢期を過ぎて、

焦りだし、少し相手の男性の希望レベルを下げても早く結婚したい、という意味です。時代の

背景なんでしょうが、今では考えられない、随分と失礼な話しですね・・・

しかし、その後クリスマスケーキは25日以降も値引きしない店が殆んどで、また女性の結婚

適齢期に対する考え方も変わり、「結婚したい時が適齢期」と結婚に対する意識変化で、この

例えはすっかり死語となりました。

何はともかく・・・・キリスト教徒ではありませんが・・・「メリークリスマス」

http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/



Posted by サンマルクン at 21:20│Comments(0)
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