2009年05月25日
謎めいて・・・
先日、息子が一人住まいをするが為のアパートの整理に行きました。
何気には窓を開け外の様子を窺うと黒猫が身動きひとつせずこちらを眺めている。誠に微
動だせず眺めるその姿は大物のようすである。ところで、私もあまり猫が好きではないが
猫がきらいな人は意外と多い。何故なのか聞いたことがある。猫は役に立たない、身勝手
で人になつきにくい、 単独で行動するための管理ができないなどが言える。 反対に猫の
好きな人はそうした猫の習性を理解したから好きと考えるのでしょうね。
しかし、猫の人気は高い。宝くじ売り場でも見られるが、昔からの招き猫グッズはもちろ
んの事だが、キティちゃんやにゃんまげ屋等とあるが、最大のアイドルはなんと言っても
「ドラえもん」ですよね。猫は猫でも猫型ロボットのドラえもんは子どもは勿論、大人に
も人気がある。
さて、息子のアパートの先住猫?の目が何とも鋭いが、昔からよく「変れる」事の例えで
使われるが、本当に猫の目は変るのだろうか。もともと夜行性の猫は暗闇でも物を見る事
ができ、そのため瞳孔は照度合わせて大きく変化する。明るい所では俗に言う猫目とも云
うように細く縦長の瞳孔になり、暗いところでは大きな瞳孔を一杯に広げる。しかし、そ
の事が変化の例えでは無い様に思える。 犬とちがい猫は群れを作らず、単独で行動する。
今日知られている猫の行動心理学や学習能力などの知識のない時代、人間は猫の行動が何
やら謎めいて感じられたのではないか。 そのため予期出来ない事が多く、その為の「眼」
以上に変化する事のたとえとして広まったのではないか。そんな気がする。猫にとって有
りがたいのか、有りがたくないのか、いまだ猫語を習得していない私には判断できない。
でも、画像の黒猫君はこちらの行動の方が何やら謎めいて感じているようだった。何れに
してもどうかわが息子と仲良くこれから過ごして欲しいものだ。
http://www.cypress.ne.jp/sakakibara/
Posted by サンマルクン at 23:05│Comments(0)